寂寞、惜別。

学研の「学習」「科学」が休刊になるのだそうです。

小学生の頃、学習と科学、とってました。たぶん学研のおばちゃんがうちに届けにきてくれていたんだと思います(本は記憶にあるけど、おばちゃんに記憶なし…)。学習より科学のほうが好きだったな。毎年4月の「色水の実験」のキットが楽しみでした。草花の汁を取るためのすりこぎとかスポイトとか、色がかわる「ひみつの粉」「ひみつの液」みたいなの(今思うと、酸性・アルカリ性の性質を使った実験キットだった)。

原稿かきの仕事を始めて間もない頃、「5年、6年の科学」のお仕事を少しだけお手伝いしていたことがあります。同業者の友人から紹介をしてもらったのですが、実験ものの取材・撮影をともなうお仕事が多かったです。5、6年ともなると、科学的な要素もずいぶんと高度になり(私にとっては)、いろいろと面白かったです。

思い出深いのは「カルメ焼き実験」。実験をしながら撮影をしていくのですが、きれいにふくらみ、色も美味しそうな茶色のカルメ焼きが撮影できるまで、何度も何度も実験のやり直し。夕方ぐらいから始めて、終わったのは夜中の2時!!…馬鹿じゃないかと思いました(笑)。そのほかに、中華麺の色変わり実験(中華麺を紫キャベツのゆで汁で茹でるときれいな緑色になる。それに酢をかけると赤くなる、というもの)、静電気実験、いろいろやりましたねえ…。

あと、富士急ハイランドで重力の実験というのもやりました。子供のモデルさんに何度もジェットコースターに乗ってもらいました。子供とカメラマンさんがすごく過酷そうでした。。

まだ仕事が安定していなかった(今だってしてないけど)頃、毎月ではないにしても月刊誌のお仕事でお声をかけていただけるのがとてもありがたく、仕事もとても楽しかったです。自分の担当の方々が部署替えになり、お仕事をいただくこともなくなってしまいましたが…。みなさん、どうしてるんだろうなぁ。

いろいろな意味で思い出深い学研の「学習」「科学」。
とっても寂しいです。仕事はしなくてもいいので、また復活するといいなぁ。
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Commented by WrittenbyKaoruF at 2009-12-07 10:18
私も二誌の愛読者でした。残念ですね…
今年の出版業界は二兆円を割り込む見込み というのを
新聞で読んでまた青くなりました。商業主義に乗っかるしか
生き残る道がないのか?とは思いたくないけれど…
Commented by ニシ at 2009-12-07 11:18 x
>Kaoruさん
私たちの世代、学研の読者はかなり多かったですよね。。

出版業界、やはり大変なことになっていますね。。
自分の仕事が大変なことになっているわけではない(むしろ変わらず仕事をいただきありがたい…)のですが、いろいろと不景気な話を聞くにつけ、不安を感じます。
Commented by ボン at 2009-12-07 16:29 x
学研と科学!懐かしい響き~!(笑)
私も両方とっていました。科学のオマケは楽しいですよね。
今やったらまた相当面白いんだろうなあ・・・
「科学」のお仕事をされていたとはうらやましい!
私も某教材の仕事に携わりそうなので、
この機会に算数ができるように頑張ろうと思います(笑)
Commented by ニシ at 2009-12-07 17:30 x
>ボンさん
そうそう、科学のおまけ(付録)は楽しかったですよね。
科学の仕事をしていたのは、たぶん2年ぐらいだったかなぁ。
実験のときは、一応担当者から説明を受けていたので、
その頃はほんの少し科学(理科)に詳しかったと思います。
ボンさんもたぶん算数が得意になりますよ!(違?)
Commented by WrittenbyKaoruF at 2009-12-08 14:39
私はいろいろなジャンルに携わるようになったせいか
良くも悪くも業界全体がよく見えるようになってしまいました…。
需要のある専門分野はまだ良いのでしょうね。
Commented by ニシ at 2009-12-08 15:44 x
>Kaoruさん
そうですね、Kaoruさんは本当にジャンルが広いです。。
私は少しずつ専門馬鹿の道に進もうと模索しているところですが、私がかかわっている業界は景気がいいんだか悪いんだか…、正直よくわからないです。あまり深く考えずに、くるものをひたすらこなしつつ、門戸を広げようとしている感じでしょうか。。
by toshizo-Ni | 2009-12-04 17:12 | 仕事のこと。 | Comments(6)