講習会。

2日連続で山の救急法関係の講習会でした。

水曜日は所属する山岳会で、救急法の机上講習。一昨年から講師を担当していまして、今年も講師をつとめました。山の救急の特徴や、救急パックの中身の話、主にするのは三角巾の使い方実技。頭に巻いたり、腕を吊ったり…、いろいろとやりました。1年目はたたみ三角巾(三角巾を折り畳んで棒状時する)がうまく教えられず(参加者もうまくできず)、そんなの覚えなくてもいいじゃない!とブーイングを受けたりもしましたが、今年はわりと順調で…。よかったです。

木曜日は東京都山岳連盟の主催する岩登り・沢登り講習のなかで行われている机上講習のお手伝いに。足首のテーピングの巻き方を行いました。こちらは講師のスタッフが別にいらっしゃいまして、私は受講生の実技のサポートをしました。みなさんが分からない、うまくいかないところについて、ポイントを伝えたり。緊張しましたが、テーピングはどちらかといえば得意なので、なんとか対応できました。よかったです。

終業後は講師のスタッフの方々と反省会(という名の飲み会)。皆さん私よりキャリアのある方なので、いろいろと話を聞くだけでも勉強になります。気持ちよく飲んだくれて帰宅。

2日連続で講習会に携わって思ったのは、「技術の引き出し」。テーピング講習の講師をされたSさんは、長く山にかかわっておられるだけでなく、遭難対策にも携わっておられ、実際に救助活動をしたり、ご自身や同行の方が怪我をされたこともある方。だから教える内容が正確なだけでなく、実際の事例に基づいた話にとても説得力がある。こういう講習で受講生は何が分かればいいのか、何が分からず困っているのかを正確に把握し、それを丁寧に説明する。…お手伝いするたびに、すごいなと感動してしまいます。

そして振り返るのが前の日に会で行った講習会。キャリアが浅く、実際に遭難の現場に出くわしたこともほとんどない自分は、教え方も下手だし、引き出しが非常に少ない。自分が伝えようとする内容と違うことを指摘されると、…とくに自分よりもキャリアのある先輩方から「実際はこうだよね」と言われると、うまく反論ができないのです。…そんな話をテーピング講習の帰りに、スタッフのKさんにこぼしました。

「そういうのは、引き出しが少ないと、わかってもらうのが難しいよね。これからいろいろな経験をしたり、失敗をしながら積みかさねていくしかないんだよね」

…まだまだ勉強不足、経験不足です。幸いにして、いい先輩方と勉強するチャンスをたくさん与えていただいているので、しっかり盗み、積み上げていこうと思います。
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by toshizo-Ni | 2010-10-07 23:45 | 山や岩のこと。 | Comments(0)