プロフェッショナルに触れる

水曜日はスタジオで山道具撮影の立ち会い。

もちろん仕事です。雑誌で道具の紹介記事を書くのですが、その撮影をカメラマンさんがする現場におじゃましたのです。ちなみに今回撮影をしたのはザック。カメラマンさんいわく、手間のかかる難しい商品のひとつだそうで…。はじめにざっと撮影の流れ、どのように撮影するかの打ち合わせをし、スタート。

カメラマンさんは手慣れた様子で場所のセッティングをし、私は撮影する商品の準備を。…きれいな形になるようにザックにものをつめるのは難しいです。スカスカでしわが寄ってはいけないし、詰めすぎると豊満な感じになってしまって駄目。…詰め物をしながら、昔していた着付けバイトのことを思い出しました。そう、着物姿も、布目を通しながらきれいに着せていくことが大切。おかしなしわが出ないように、すっきりときれいに見せるように。そして、はじめにきっちり着せないと駄目。あとから手直しをしようとしても、たいがいすればするほど悪くなるから。

私がセットしたザックをカメラマンさんは微調整し、改めてセッティングをし、撮影をしていきます。きれいな形に見えるように、いろいろな工夫をしながら、ひとつひとつ時間をかけて。不慣れな私のセットしたザック、たぶん調整も大変だったと思います。ものによっては、もう一度詰め直したりしていたもの…。すみません、すみません。あいまをぬって、下調べをしてもわからなかったことをいろいろとカメラマンさんに質問。道具に詳しいカメラマンさん、ひとつひとつ丁寧に答えてくれます。有り難い…。こんなこともわからないんだ〜って新鮮だったろうな。でも、話をする中で、書くものの方向性がちょっとずつ見えてきたので、まぁいいか。

10時に集合し、10時半ぐらいから撮影を始め、お昼休みをはさんだものの終了したのは夜の10時過ぎ。…ほぼ10時間か。。でも、ニコニコと撮影を続けるカメラマンさん。道具がすこしでも素敵に見えるように、分かりやすく伝わるように一緒に考えてくれて、本当に有り難い。全部の道具撮影が終わり、最後はタイトルバック。セッティングをしたものを、角度を替えたり、ライティングを替えたりしながら何パターンも撮影。すごい集中力だぁ。本人は「仕事だから、慣れているから」って言うだろうけど、でも、すごいよ、やっぱり。プロってこういうものなんだ。

私もがんばろう。カメラマンさんががんばってくれたものが無にならないよう、自分の出来る限りのものを作ろう。胸にふつふつと、あつい気持ちがわいてきています。
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Commented by ぜいぜい at 2010-12-03 22:06 x
いい話です。。。
Commented by ニシ at 2010-12-03 22:23 x
>ぜいぜいさん
…でしょー。
自分よりずっと年下のカメラマンさんだけど、もう、尊敬の対象っす。
最後、タイトルのカットを撮影しているとき、私の頭の中には
NHKの「プロフェッショナル」のテーマソングが流れてましたよ。
by toshizo-Ni | 2010-12-03 00:21 | 仕事のこと。 | Comments(2)