雪にもてあそばれる・赤沢山

3月最初の週末、雪をがっつり歩いて楽しんできました。

今回の行き先は赤沢山。上越線土合駅の裏山みたいなところです。夏道はなく、冬に登れる、標高1328mの小さな山。土合から赤沢山に向かい、稜線をぐるりと歩いて白毛門まで行き、土合に戻る…という周遊ルートを計画していました。所属する会のN先輩とふたりでいってきたのです。ちなみに、1月に買ったスノーシュー、今回初めて使いました。

金曜日の夜に東京を出発し、夜12時過ぎに登山口に到着。かなり雪が降っていて風もありました。翌朝も雪。それなりに風がありました。土合山の家の裏側から入山するのですが、トレースはほとんどなし。スノーシューをはいても、膝上ぐらいまで潜ります。尾根に取り付くとトレースは全くなく、はじめの厳しい急斜面は、N先輩がずうっとラッセルしてくださいました。すみません、すみません。2時間ほど歩いて休憩するも、下のドライブインが大きく見えて、全然登ってないんだ…と切ない気分に。

その後は先輩とトップを交替しながら進みます。慣れないスノーシュー、ふかふかの雪の急な登り。目の前の雪を崩し、膝で固めてじわじわっと乗る。うまく乗れずにずるすると下がる。…の繰り返し。全然進まなくて苦しい…のですが、だんだん楽しくなってきます。私たちの前に道はなく、私たちの後ろには登ってきた跡がしっかりついている。ひたすら前に進むことを考える幸せな時間。…途中、後ろから来たパーティーにちょっと先行してもらいましたが、彼らは日帰りだったらしく、途中でお別れ。ふたたび先輩とラッセルしながら歩きます。

もうすぐ山頂かなぁ、きついなぁ、、と思っていると、なんだか山頂付近から歓声があがっています。え、人がいるの?どこから登ってきたんだ??と思い、山頂を見ると、スノーボーダーのグループがいました。ひとつ向こうの尾根から登ってきたようです。彼らに踏み固められた山頂に、ちょっとガーンとしながらも、無事登頂。この時点で14時半。周遊はまたの機会に…ということで、赤沢山山頂の雪庇の下に雪洞を掘り、泊まることにしました。ちなみに雪洞は作るのも泊まるのも初めてです。スコップを使うのがヘタクソすぎる私を見かねて、N先輩がほとんど作ってくださいました。申し訳ない。。雪洞を掘って(もらって)いるうちに天気がよくなってきました。そして、広い雪洞はとても快適で、担ぎ上げた八海山を飲みながら、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。

翌日はとてもいい天気。少し遅めに起き、昨日スノーボーダーが歩いてきたらしい隣の尾根を下ることにしました。地図を見ながら、場所を確認しながら歩こう…と思っていたのですが、地図読みが下手過ぎてよくわかりません。結局、先輩から「右ー」「左ー」と声をかけてもらいながら、ボーダーさんたちの登ってきたトレースをたよりに下りました。しかし、、やっぱり雪が深く、下りなのに全然楽じゃない…。しかも、傾斜がやや急になって嫌だなぁ、と思っていたところで痛恨の滑落! 雪の斜面を5mぐらい落っこちてしまいました。止まらない!ヤバい!とパニックをおこしかけましたが、先輩が冷静に声をかけてくれて、なんとか落ち着きました。ふう。

いろいろあったものの(涙)、なんとか無事に下山。帰りは湯テルメ谷川でゆっくり温泉に入り、帰途についたのでした。

前からしてみたいと思っていた山行が、予想以上の楽しさでできたことに感謝。N先輩、本当にありがとうございます!(…といいつつ、先輩がこのブログを見ることはないのですが…) 人の少ない、フカフカ雪の山、自分で道を探し、作りながら歩くのって、すごく楽しいみたいです。もっといろいろ行ってみたくなりました。…早速来週どこか行けないか、本気で検討中。おつかれさまでした。
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Commented by にしむら at 2011-03-07 12:31 x
落停止、ちゃ~んとできました?(^^)
Commented by ぜいぜい at 2011-03-07 14:21 x
話には耳にする赤沢山ですが、雪深くなかなか厳しめなお山なのですね。
雪をラッセルしながらの登頂あこがれます。
Commented by ニシ at 2011-03-07 15:34 x
>にしむらさま
いーえ、全然できませんでした(滝涙)。
というか、スノーシュー+ストックの状態で滑り落ちたのです。
立木とか掴んで止まろうとおもったのですが、駄目でしたよ。。

>ぜいぜいさん
記録では1泊2日で白毛門までぐるり周遊…というのが多いのですが、
雪の深さで全然違ってくるみたいです。
今回は雪も深くトレースもなく「大当たり!」でした。
今週もこのあたりはずっと雪みたい。週末はチャンスかも…?
by toshizo-Ni | 2011-03-07 11:25 | 山や岩のこと。 | Comments(3)