山の救急法2011

先週末、講習会のお手伝いをしてきました。

東京都山岳連盟・遭難対策委員会が主催する山のセルフレスキュー講習で、今回は「山の救急法」。武蔵五日市で行いました。昨年までは毎年受講生で通っていましたが、今回はお手伝いスタッフでした。

初日は机上講習。山の救急法の特色(救急車がすぐに来ない、搬送に時間がかかるなど)、包帯法の実習などをおこないました。2日目はおもに屋外での実習。さまざまな搬送を平地でしたり山の斜面で行ったり。さらに山で傷病者に遭遇したときのシミュレーションなどを行いました。20人以上の受講生が訪れ、熱心に講習を受けておられました。天気は初日は曇りのち雨、2日目は終日曇りでした。屋外実習で降られなくてよかった…。前回の岩場(土砂降りの雨)をふまえて、今日は撥水性の高い新品のズボンをはいていたのですが、「そういうときに限って雨は降らないんだよ!」と口の悪い先輩に笑われました。…そのとおりでしたが、何か?

受講生との懇親会で、何人かの方から「岳人読んでます」「別冊夏山読みました」と言われました。ありがとうございます。「山道具を試す」ところが、阿呆っぽくて楽しい(?)とおっしゃってくださった方もいて、お世辞かもしれませんが本当にうれしかったです。心の中でうれし泣きしてました。それから、昨年も講習にいらした方から「去年は受講生でしたよね。どうして今年はスタッフなんですか?」と聞かれました。…いや、、話せば長いんですが(そうでもないけど)。そのとき、隣にいた講師のKさんが「いやぁ、ずっと受講生だったんですけどね。気づいたら隣にいたんですよねえ〜」……恋愛か!(笑)  でもその回答にちょっとだけキュンとしたのは内緒です。

楽しかったけど…、やはりスタッフとしてはまだまだであることを実感。

シミュレーションではスタッフが傷病者役をするのですが、今年は私も傷病者役をしました。熱射病になって倒れている人(笑)の設定だったのですが、うまく役割ができただろうか…。そのあと、ベテランスタッフのMさんが手や足に傷をおった人の役をしていたのですが、細かいところまで配慮した演技?に絶句。受講生だったときもすごいなぁと思っていたけど、スタッフになって見てみると、動作のひとつひとつ、受講生(救助者)に要望することばのひとつひとつが考えられているんだな。もちろんMさんとはキャリアが全然違うけど、少しでも近づきたい。いや、近づかなくては。

また、終了後のアンケートで、一部スタッフのレベルが低い、という意見ももらってしまいました。私以外のスタッフはみな熟練の人だったり、よく勉強している人だったので、言わずもがな…ですな。今回は(岩場のときなどに比べれば)ぼろを出さなかったと思っていたけど、そうじゃない。スタッフでいる以上、受講内容を熟知し、的確に伝えることができるのは当たり前。もっと意識を高くしていかなくては。

毎度のことながら楽しい思いと苦い思いをまじえながら、講習会が終わりました。おつかれさまでした。ありがとうございました。
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by toshizo-Ni | 2011-06-21 08:25 | 山や岩のこと。 | Comments(0)