6年越しの恋・ヌク沢左俣

6月10日、沢登りにいってきました。

行き先は奥秩父。ヌク沢左俣です。実はこの沢には、沢を始めた最初の年に一度訪れています。
記録はこちら → http://yamanade.exblog.jp/4345744/
そのときは、最後にひとつ分岐を間違え、「幻の大滝」に登れないままに稜線に出てしまいました。「大滝が名物なのに!」…それ以来、いつかまた来たい、大滝を見たい、登りたいと思いつつ、はや6年。やっとめぐってきたチャンスです。今回は所属する会の方々と、昔からの山仲間、総勢4人で歩きました。

すごくきれいで、初心者でも歩きやすい沢だったイメージがあったのですが、実際に歩いてみると、入渓点までは急な山道を登り、入渓したあとも堰堤が次から次へと現れます。がーっと急斜面を登って堰堤を越え、少し歩くとまた堰堤、みたいな。ひとつ越えるたびに体力を消耗し、微妙にテンションも下がっているのが分かります。しかもこの日は歩き始めからずっと霧雨。気温は高いけど、ちょっと寒いような。

それでもめげずに歩き続け、前回間違えた二俣を過ぎ、大滝に遭遇! 
…しかし。。一見登りやすそうに見えるのに、実際に取り付くとぬめるぬめる。私の沢靴がフェルトが全然なかったせいもあるのですが、少し悪そうなところに足を置くと、嫌な感じに滑ります。もちろんホールドもぬめる。不安でオロオロしながら登り、途中からガーッと高巻きして、再び沢に戻ってちょっと歩いたら終了。急な登りの詰めでバテバテになり、魂が半分飛んで行きました。

下山は一般登山道で。戸渡尾根から徳ちゃん新道を経由して下山しましたが、シャクナゲがちょうど見ごろを迎えていました。そういえば初めて歩いたときは9月で、ここに花が咲いたらきれいだろうなと思っていたようですが、まさに満開のシャクナゲ、とてもきれいでした。振り返れば新緑が瑞々しい山が霧の向こうに見え、高度を下げて行くとミツバツツジもずいぶん咲いていました。幸せだ〜。

下山が長くてちょとめげたけど、なんとか無事に下山。帰りは「ほったらかしの湯」で、絶景の露天風呂で汗を流し、渋滞著しい中央道で帰京したのでした。

6年越しの片思いが実った…のですが、6年の間に自分の中でずいぶん美化され過ぎていたような(苦笑)。それでも、初夏の沢登り、そしてフラワーハイキングを満喫できました。おつかれさまでした。
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Commented by ぜいぜい at 2012-06-13 13:34 x
お疲れ様です~
ここ数年の台風の影響k奥秩父の沢は若干荒れた印象がありますよね。
大滝がヌメヌメなんて怖いです。
相方は行きたがっていますが、う~ん、堰堤越えもやですね。
我家も今週末は甲武信界隈のちょっと変わった沢を予定しているのですが、
お天気が微妙ですね。
Commented by ニシ at 2012-06-14 16:40 x
>ぜいぜいさん
私は沢にはまってまだ2年目(笑)なのですが、
以前(6年前)はもっときれいだったのかなあ…。
ホントに堰堤越えがつらく、大滝もヌルヌルでした。
(でも、同行者は大滝登攀がとても楽しかったと言ってましたが…)

甲武信界隈のかわった沢…どこでしょう。
レポート楽しみにしてますね。天気よくなるといいですねえ。
Commented by juqcho at 2012-06-15 06:21 x
こんにちは。念願かなってよかったですね。
ヌク沢はちょうど10年前に登ったことがあって、
確かに大滝は一部ぬめっていた記憶があります。
でも、やはり大滝を登ってこそのヌク沢ですね。
あと沢靴のフェルトは、シーズンインの前かシーズン終了後にチェックして、
すり減っていたら貼り替えた方がいいですよ〜。
Commented by ニシ at 2012-06-15 08:53 x
>juqchoさま
コメントありがとうございます!
そうでしたか、、昔からぬめっていたのですね。
大滝を登ってこそのヌク沢、本当にそのとおりだと思います。
霧の向こうに大滝が見えたときは、やっぱり嬉しかったですもの。

沢靴、この山行の翌日に買い替えました。
(安い靴で、靴じたいもへたってボロボロだったので…)
次回の沢は、フリクション効きまくりだと思います!
by toshizo-Ni | 2012-06-13 11:18 | 山や岩のこと。 | Comments(4)