岳人1月号、出ました。

少し遅くなりましたが、お仕事の宣伝です。

12月15日発売の「岳人2013年1月号」。
巻頭特集「この冬、登りたい山」の編集を一部お手伝いしております。ちょっと憧れのルートから、定番の人気ルートまで、いろいろな角度で紹介をしています。「冬の近くてよい山・八ヶ岳」では、ミキヤツ登山教室の久野弘龍さんに執筆をお願いしました。小淵沢在住で八ヶ岳を知り尽くしたガイドさんの紹介だけに、八ヶ岳の魅力がじんわりと伝わってきます。おすすめコースは縦走ルートとバリエーションルートをそれぞれ3本ずつ紹介していますが、バリエーションのほうは最近のガイドブックであまり見かけない、「え?」と思うようなルート。でもどれもワクワクするような、いいルートだと思います。

ミキヤツさんは、山を本格的に始めた頃に、お世話になっていました。少人数で目の行き届くガイディング。彼らのすばらしいところは「お客さんを甘やかさないところ」だと思います。駄目なものは駄目、危ないものは危ないとしっかり伝えてくれる。だから信頼できる。そして、お客でなくなったあとも、山で出逢えば気にかけてくれていろいろな情報を提供してくれる。私にとっては、心のよりどころであり、恩師であります。そんな方々にお仕事お願いできて、とても嬉しかったです。

特集の中で、1本原稿を書いています。今年の3月の山行で凍傷になった記録です。山行でどんな状況になり、凍傷を負ったのか、どのような経過で治癒したのか。切断を要するような重度の凍傷は完全に他人事と思うかもしれませんが、私が負ったぐらいの凍傷は、ほんの一瞬の気のゆるみや不注意で誰でもなる可能性があります。「そんなに簡単になるんだ、そんな不注意をするんだ」と読者に思ってもらい、自分の山行で注意をしてもらえれば…と思っています。ちなみにこの記事に関連した「冬山のアクシデント」の記事も、金田正樹先生からお話をうかがってまとめています。お忙しいなか、分かりやすい解説をしてくださった先生に感謝。

そんなわけで、書店で目にとまりましたら、ぜひ1冊お求めくささいませ。
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Commented by 常吉 at 2012-12-23 21:27 x
>私が負ったぐらいの凍傷は、ほんの一瞬の気のゆるみや不注意で誰でもなる可能性があります。

いえいえ、ひどい凍傷もほんのちょっとした気の緩みでなる場合があります。

私は切断に至る凍傷になってしまいましたが、本命のクライミングが敗退に終わった翌日の文三郎尾根からの登頂ということで、単なる気の緩みと不注意によるグローブの不備が原因でした。

下山後コンビニに入ってインナーグローブを外すまで凍傷には気が付きませんでした。自覚症状がなくとも重度の凍傷になるので本当にお気を付け下さい。
Commented by ニシ at 2012-12-30 20:17 x
>常吉さん
症状が重い・軽いにかかわらず、凍傷はヒューマンエラーによるもの、
ですね。
個人的な感覚としては、「自分の体に気を配っていない」状態のときに
なってしまうと思っています。
私の場合は自分の体に気を配る余裕がないためになりましたが、
気を配る必要がないと感じるほど気が緩んだ状況でも、
なってしまうのかもしれませんね。

ちなみに今年の冬は足が本当に「弱い」です。哀しいほど。
by toshizo-Ni | 2012-12-21 19:54 | 仕事のこと。 | Comments(2)