愛されている男。

ガイドブックの仕事、かなりヒートアップしてきています。

今日は原稿を書きながら、諸々の手配に追われる1日。
広告担当の方と詳細を詰めたり、地図の手配をしたり、デザイン出しの発送をしたり、お店に取材のアポを入れたり。慌ただしく1日が終わります。

今回の仕事は、前にいた会社の先輩、Kアニキから引き継いでいる仕事。おつきあいをする現地の方々や周辺のスタッフは、みんなKアニキと一緒に仕事をしていた人ばかり。「今年もよろしく」的にあいさつにうかがったり、仕事の打ち合せをしていると、皆さん必ず聞いてきます。

「ところで、Kさんは今どうされてます?」

Kアニキは、会社が消滅するほんの少し前に転職が決まり、今は別の会社で忙しく働いているようです(ようです、というのは、電話やメールでのやりとりだけだから)。転職が決まったばかりで忙しく、まだ挨拶状なども出していない状態なのでしょうね。なので、彼にかわって(笑)「いや、就職決まって、今は別の会社にいるんですよ。元気にしているようですよ」と答えます。みんな、ほっとした表情(あるいは口調)で、「いや、よかったよ、ホントによかった」とおっしゃいます。

今日はたまたま同じようなことを全く別の人たちから聞かれ、同じように答えました。お義理でなく、本当によかったと言ってくれているのがわかり、なんだかこちらも胸が熱くなってしまいました。アニキはいつも一生懸命仕事をしていましたが、決して優秀な編集者ではなく、たぶんおつきあいしている多くの人を(私も含めて)困らせたり、無理なお願いをしたりすることも多かったと思います。でも、たくさんの人が彼のことを心配し、無事であることを喜んでくれる。本当の「財産」って、こういうことなんじゃないかなぁ、なんて思ったりしたのでした。
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by toshizo-Ni | 2007-06-11 17:33 | 日々のつれづれ。 | Comments(0)