冬山講習

この週末は谷川に講習会にいってきました。

都岳連の主催する「冬山のセルフレスキュー講座」に参加したのです。以前から、冬山については(いや冬山に限らず)もう少し勉強が必要だと思っていて、タイムリーな講習会があれば、参加したかったのです。

今回の講習は、雪崩を知り、遭難救助の基本を学ぶ、という感じで、1泊で行なわれた実技講習では、雪質観察、埋没体験、アバランチトランシーバー(ビーコン)を実際に使ってみる、雪崩遭難救助のシュミレーションなどを行ないました。

埋没体験は、全身埋没を体験しましたが、たかだか30cmぐらいしか埋もれていないのに、しかも頭まわりはきちんと空間を作ってもらっているのに、雪の重み、息苦しさを感じました。…体全体が押しつぶされると、思いきり息ができないのですね。

ビーコンは初めて触りました。今は、いろいろな種類のものがあるのですね。最近の機種ではデジタル表示され、精度もかなり高いものがあるようですが、結局は使う人の習熟度…クロスサーチがしっかりできるとか、が大切だと感じました。

あと感じたのは「意識の違い」。
うまく言えないのですが…、たとえば雪山にいくとき、ビーコン、ゾンデ棒、スコップは必ず持っていくか、個人装備で持っていくか、という話です。普通に山行をするぶんには不要だし、テント泊するならスコップは共同装備でよいと考えます。でも、自分達が雪崩にあったとき、あるいはすぐ近くで雪崩の現場に遭遇したとき、これらがなければ埋もれた人を探すことも、掘り起こすこともできません。

…山を続けていって、この先雪崩に遭う確率(自分が巻き込まれる、現場に遭遇する)は非常に低い。でも、ゼロではない。その少ない可能性に備えようと考えるか、備えるまでもないと考えるか。

実は土曜日の夜には悪寒がひどく、軽く吐き気もしていて(風邪だったようです)、翌日の講習に参加できるか心配だったのですが、宿で買った風邪薬がよくきいたのと、しっかり睡眠を取ったのとで、なんとかもちました。充実した講習会、受けてよかったです。機会があればまたぜひ参加したいと思います。
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by toshizo-Ni | 2008-02-18 01:10 | 山や岩のこと。 | Comments(0)