レスキュー研究会・那須岳

2日連続ですが、日曜日も山へ。

所属する会の人達と、那須岳にいってきました。…といっても、今回の目的は登頂ではなく、勉強会。会で2月に那須岳の山行があったのですが、遭難したグループに遭遇し、救助のお手伝いをしたようなのです。那須岳は無雪期にも積雪期にも日帰りハイキング感覚で行っていた山。実際にどんな場所で何が起こったのかを検証したいという意見が出て、勉強会をすることになったのです。

2月に救助のお手伝いをしたメンバーとともに、滑落した現場を確認。正直、何度も訪れている場所で、危険な目に遭ったこともなく、滑落をしたというイメージが全く湧かなかったのですが、実際に間近で見てみると納得。急に風の強くなるところで、登山道は風に吹かれてあまり積雪のない状態です。ここでよろけて足をとられると、一気に転がっていくんだな…と。

天気はとてもよかったのですが、やや風が強かったので、山麓に場所を移して、先日のレスキューおさらい会の復習みたいなことを行ないました。今回は冬山初心者メンバーも数名いたので、懸垂下降の手順を練習したり、スタンディングアックスビレイの練習をしたり。また、先日練習した「引き上げ」のロープセッティングをしてみました。先日も一緒に行ったカトちんとふたりでセットをしたのですが、ふたりでああでもないこうでもないと悩み、トンチンカンなセットをしては、N先輩に爆笑されていました(涙)。それでもなんとかセットでき、何度もおさらい。やはり回数を重ねないと覚えないですね。

下山後は、少し足を伸ばして千本松牧場の温泉施設へ。なめらかな肌触りのお湯でした。内湯はやや狭く、広めの露天風呂でゆっくり湯あみを楽しんだのでした。すぐそばが牧場なので、いわゆる「牧場の臭い」がしますが、お湯じたいはとてもよく、お風呂も清潔な感じです。

うちの会でも那須岳はよく行く場所。しかし今年は冬だけで6件の遭難事故(死亡事故もそうでないものも含む)があったのだそうです。つい数日前も雪崩事故があったばかり。山の難易度にかかわらず遭難事故は起こりうる、簡単にいけると思っている場所も、さまざまな条件が重なれば大きな事故が起こる危険性をはらんでいるのだと痛感しました。山は楽しいだけのものではないことを心に刻み、向きあっていきたいと思います。
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by toshizo-Ni | 2009-04-06 20:14 | 山や岩のこと。 | Comments(0)