逆取材?

GWの谷間、金曜日はお仕事で大学へ。

ここ数年恒例となっている、大学案内雑誌のお仕事です。実際に大学に出向いて、学内の取材をさせていただいたり、学生さんからお話をうかがったりします。もうまもなく大学を卒業して20年になってしまう身としては、昔とは違う大学の姿に驚いてしまうこともしばしばです。

この仕事では、大学に在籍する学生の方々にお話をうかがいます。多くの場合、皆さんとても優等生で、勉強も、プライベートも充実しているような方です。話を聞いていると、自分ももっとちゃんと勉強すればよかったな、とか、もう少しキャンパスライフを充実させてもよかったな、とか思ってしまいます(いや、キャンパスライフの大半は部活で占められていたので…)。

一番最後のインタビューは、大学4年生の男の子でした。お話をきき、「どうもありがとうございました」とご挨拶をしたところで、「すみません、僕からも質問をしていいですか?」と声をかけられました。…なんだろう。発売日のことかな、表紙の女優さんはどうやって決めているのか、とかかな?

…全然違いました。今、就職活動をしているところらしく、出版業界にも興味があるのだとか。出版に携わっている人間から、話を聞きたかったようです。が、私の場合、出版社に就職した経験はなく、大学を出てすぐに入ったのは法律系の事務所。いわゆる就職活動もしていないのでした。すんません。が、自分のしている仕事のこと(フリーランスのライターであること)、自分がおつきあいをしている業界のこと(出版社や編プロ)を、おおざっぱに話をしました。

仕事をしていて逆取材?をされたのは初めてです。正直、彼のためになるような情報はなーんにもあげられなかったけど、そして出版業界に入るのはとても難しいと思う(採用自体が少ないし、条件もあまりよくはないと思う)けど、目をキラキラさせながら自分に質問をぶつけ、話を聞いてくれる姿に、「いいなぁ、若いって」とちょっとだけ思ってしまったのでした。
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Commented by WrittenbyKaoruF at 2009-05-03 01:21
いまどき奇特な学生さんという気もしますが、本が好きなのかな?
ちょっと明るい気持ちにさせてもらいました(^^)
電車の中でまわりを見ると
意外と活字だけの本を読んでいる人が
いるのだなあと思うんです。先輩の某さんいわく
読書人口は、いつの時代もだいたい一定なんだとか。
なんだか少し納得してしまった…
Commented by ニシ at 2009-05-03 10:49 x
>Kaoruさん
お話の印象では、「あこがれの職業」みたいな感じでした。
出版って、やはりクリエイティブ〜的なイメージがあるのでしょう。
とくに「取材記者」なんてのは、端から見ていると…。
実際には、泥臭かったり、報われないことも多い職種だし、
現実的に考えれば斜陽産業のひとつですからねえ(苦笑)。

でも、どんなにネットや電子なんだらが普及しても、
紙媒体はなくならないような気がします。
by toshizo-Ni | 2009-05-02 11:42 | 仕事のこと。 | Comments(2)