濃く遊べ。

仕事が若干手詰まりになったので、午後からPUMP1へ。

今日はクライマーさん達がやや少なめ。誰か一緒に登ってくれる人いるかなぁ。。と思っていたら、久々にお目にかかるベテランクライマーのMさんがいらしてました。…いや、彼は週2ペースで来ているそうで、私の来る頻度がすくない&間が悪かっただけなのですが。

最近は、持久力アップ、有酸素運動になるように、短時間に数多く登るようにしているのだというMさん。私も同じように登ってみることにしました(といっても、彼のレベルと私のレベルは月とスッポン以上に違う)。まずMさんが立て続けに5本。いや、、彼にとっては易しいルートとはいえ、5本ですか。。しかも最後の1本はあまりレストを入れず、早く登っていたみたい。。ぐげ。続けて私も同様に。登りやすい5.8と5.9のルートを登り、短めの5.8のルートを1本。うう疲れた、甘いホールドを持つ手に自信がないよ。交替交替…と思ったら「疲れたときにもう1本登るのが効くんだよ」…Mさん、鬼ですか?  もう1本短めの5.7のルートを。登り終わったらもう汗だくだく。

…そんな感じでMさんと交互に登り、あっという間に腕がパンプアップ。最後はいつも楽しくアップで登れる5.10aのルートでテンションかけまくり。。うええ。結局1時間半ぐらいの間に11本登って終了しました。ちょっとしたジョギング並みに汗をかき、数時間たっても上腕が思い切り張ってます。運動したぁ!という感じでとても気持ちいい。短い時間でもがっつり、充実できるのもいい感じ。どうせ半年会員だから、長時間いても、2時間ぐらいしかいなくても値段は同じ(笑)。

できれば週2ペースで、1回はこういう持久力アップの日、もう1回は難しいルートにトライする日にしたいなぁ。持久力アップの日でも、できればもう少し登れるグレードをあげていき、本数も増やしていければいいのだけど。

帰りに、桜の木がたくさんある小公園でぼけーっとしてきました。まだほとんどつぼみですが、いくつか気の早い桜の花が咲いていました。今日は暖かかったから、ずいぶん進んだんだろうな。満開になるのは来週半ばぐらいかな。今年は春が来るのが少し遅いのかもしれない。でも、必ずやってくる。早く満開の桜に出会いたいな。
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by toshizo-Ni | 2011-03-31 17:51 | クライミング。 | Comments(0)

岩を触る幸せ・日和田山

3月最後の土曜日、所属する山岳会の仲間、ぴろこちゃんと日和田山にいってきました。

岩登りや山登りは自粛期間じゃないの?と、首を傾げるかたもいるかもしれません。
しかし、余震がおさまる傾向にあること、交通機関も回復してきていること、この岩場は駅から歩いていける距離にあり、ガソリンを使う必要もないこと…などから、行ってみようと考えました。また、日和田山は今までに何度も訪れている岩場、崩落や支点がおかしいなど、何かあれば気づくことができる…と考えたのです。「自粛しましょう/もう登っていいです」という誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、自分で情報を集め、判断をする。…いつもの山行・岩登りと同じこと。

…いや、ひたすら山にいきたかったんです。岩を触りたかったんです。本当は。

高麗駅からいつもの道をてくてく歩いて岩場へ。荷物を背負って久々の歩き、ザックがずっしりきます…が、それさえ幸せ。梅の花が咲いていたり、畑には菜の花が黄色い花をつけていたり。芽吹きの季節ですね。登山道に入ってからは、崩れたりしているところはないか、一応きょろきょろしながら歩きます。…緑に包まれた感覚が心地よくて、だんだん見えてくる青空にドキドキして。

…岩場に着いたら、男岩にはすでに数パーティーが取り付いていました。早速、私たちも準備をして登り始めます。今回は私もぴろちゃんも岩場は久々だったので、ゆるーく練習のできる男岩南面ばかり登りました。はじめは大丈夫かなぁ、とドキドキしながら登っていましたが、だんだん楽しさで頭がいっぱいになってきます。なんで岩を触るのって、こんなにワクワクするんだろう。この岩場はてっぺんまで来ると、遠くの山や里がきれいに見渡せます。日当りもよいので、さらに幸せな気分になるのです。3本登ったところで、てっぺんの日当りのよいところでお昼。…幸せ過ぎて泣きそうだ。

久々だったのでほどほどに登ったところで撤収。帰りにコンビニでビールを買い込み、電車を待ちながら飲んで、気持ちよく帰宅したのでした。…ああ、楽しかった。ふふふ。ぴろちゃん、本当にありがとう。

●日和田山に行く人へ(3月26日現在)
私がいった時点での交通機関、岩場の情報です。調査目的の山行ではなく、自分も熟練の岩ヤではないため、正確な情報ではないかもしれません。また、今後の余震やその他の事情で変わって行く可能性があります。あくまでも参考程度にお考えいただければと思います。
・交通機関
池袋から高麗駅へ行く電車ですが、西武鉄道は準急のみの運行(飯能止まり)です。特急はもちろんですが、急行、快速急行も運行していませんでした。飯能〜西武秩父間は特別ダイヤで運行。1時間に1〜2本でした。帰りの便はたぶん飯能での乗り継ぎがよいです。行きはあまりよくないかもしれません(私たちは飯能で20分ぐらい待ちました)。
・男岩
すみません、今回私が登ったのは南面だけでしたが、南面に関していえば、とくに崩落して形の変わった場所や、支点がもろくなったりなくなったりしているものはなかったと思います。西面、北面は登っている人も(私たちがいる間は)ほとんどおらず、様子が分からなかったです。でも、、登っている人も、とくに何か困っている感じではなかったし、トップロープの支点もいつもどおりにかけておられたようです。
・女岩
以前お世話になった常連さんが登っておられたので、聞いてみたところ、「ひととおり触ってみてるけど、とくに変わったことはないんじゃないかなぁ…」とのこと(自分の調査じゃなくてすみません)。
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by toshizo-Ni | 2011-03-27 10:53 | 山や岩のこと。 | Comments(2)

仲間がいる。

仕事が少し落ち着いた今日、午後からPUMP1へ。

今日はずいぶん人がいました。顔なじみの常連クライマーさんたちがたくさん。「あらー、久しぶり」「地震は大丈夫だったの?」「最近登りに来てたの?」と皆さんから矢継ぎ早に聞かれ、私も同じ質問を相手にして。「今日は息子さんは来てないの?」…だから、それ、嘘ですから(まだ信じている人が数名いましたよ。恐るべし、噂の力…)。

今日もゆるゆるまったりと。簡単な課題でアップを3本の後、先日落とせなかった課題にトライしてまたへこまされたり、昔できたけど最近できずにへこんでいた課題に再トライしてなんとかうまくいったり。新しい課題をいくつかトライしたり。しばらくブランクがあったし、気持ちも落ちてるし、多少登れないのは仕方ない。でも少しずつ戻ってきているのかな。技術も、気持ちも。

で、顔なじみの人たちをビレイしたり、ビレイしてもらったり、中央の円卓でおやつを食べたり。人のトライを応援したり。なんでもないことが、本当に楽しくて、うれしくて。みんなに囲まれて、居心地がよくて。いいな、クライミングは。いいな、昼下がりのPUMP1は。ふふ。

また行こう。クライミングをしに。そして大好きな人たちに逢いに。
さて、今度はいつ行こうかな。
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by toshizo-Ni | 2011-03-25 21:04 | クライミング。 | Comments(4)

久しぶりに走る。

今日も自宅で終日仕事。

午後、ちょとだけ息抜きに、クライミングジムにでも行こうか…と思っていたのですが、私のいきつけのジムのあるところは、ちょうど午後に計画停電があるらしい。うう残念、はじめに停電の時間をチェックしておくべきだった…。停電だとリードはできないので、今日は行かないことにしました。

…でも、なんだかモヤモヤだったので、久々にジョギングをすることにしました。

冬のはじめ、山であまりに体力がないのを嘆き、「ジョギングをする」と目標を立てました。自宅から、隅田川沿いの遊歩道、ゆっくり走ってちょうど30分、たぶん5kmぐらい。しばらくの間、週2ぐらいのペースで走っていたのですが、ほぼ三日坊主であえなく挫折。…あいかわらず、努力が苦手なんでございますよ、私は。

今回も、川沿いのコースを、ゆっくりと。走り始めは寒かったのですが、少しずつ体が温まってきます。…で、ふと見ると、街路樹のユキヤナギやレンギョウがきれいな花をつけていました。うわぁ、春だ。…もともと早くは走れない私。走りながら、きょろきょろと足元を見てみます。タンポポ、ナズナ、ムラサキケマン(かな?)、芽吹いたばかりのようなヨモギの葉。そして、見上げるとずいぶんとつぼみが大きくなった桜の木。あと何日で花が咲くんだろう。

地震があって、今も一日に何度も揺れていて。放射性物質が飛んでいるとかいないとか、野菜がヤバいとか水がもうだめだとか。買いだめしなきゃとか、買い占めはだめだとか。。。人はオロオロ、あたふた、ギスギスしているのに、人以外のものはあまりにも普通で、いつもと変わらない営みを続けているのですね。そんなことを考えていたら、走りながら少し泣きそうになりました。…いや、その数分後には、久々に走って足が痛い、雨が降りそうだ…と、違う意味で泣きそうになっていたのですが(笑)。

春はたぶん本当に、すぐそこに来ているみたいです。
春を感じ、うれしいと思う心を、持っていたいと思います。
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by toshizo-Ni | 2011-03-23 16:05 | 日々のつれづれ。 | Comments(0)

春分の日の3連休の初日。

会の山行で八ヶ岳…の予定は、震災直後に中止の発表。余震も多くてまだまだ山や岩に行くのは怖い(日山協やJFAで「自粛のお知らせ」みたいなのは出ているけど、普通に考えたら、余震がまだ起こっているような状況で山に突っ込むのは、遭難とか安全に対する考えがないと思われても仕方ないと私は思う)。ぽっかりとあいてしまった3連休。

とりあえず初日は、久々にクライミングジムに行くことにしました。
ちなみに、最後にジムにきたのはいつだろう…。たぶん3月のはじめ。少なくとも10日以上登ってない。先週は無茶苦茶仕事が忙しくて、とりあえずジムは後回しだ、ここを乗り越えたら、来週からガンガン入り浸ろう…と思っていたのですが、11日に地震。くすん。で、15日(火)のお昼に行ってみたのですが、臨時休業…。くすんくすん。

朝、いそいそと自転車をこぎ、PUMP1へ。すでに車が数台、自転車が何台か停まっていて、ちょっとだけほっとします。しかし、、中はガラガラ。顔見知りの人は全然いなかった…のですが、なんとなく、ルートをやりたそうだけど一人で来ているらしい方に声をかけ、一緒に登らせてもらうことにします。クライミングのおもしろいところって、初対面でも「登る」という共通の目的があると、簡単につながれること…かもしれません。「ビレイしてもらえませんか?」「ビレイしますよ」…まさに、「まほうのことばで 楽しい仲間が ぽぽぽぽーん!」…ですよね。

しかし、、悲しいかな、久々過ぎて体が全く思うように動きません。腕もすぐに疲れてしまうし、疲れてくると持てるはずのホールドが持てる気がしなくなってきます。気温が高かったらしく、上のほうにいくと手がぬめって悲しい気分に…。。号泣。結局、成果はほとんどなく、10本ぐらい登って終了。とりあえずジムにきて壁に貼り付いたことに意義がある…という一日でした。ははは。。。

それでも、人が登っているのを見て応援をしたり、登れなくてもキィキィいいながら壁に貼り付くのは楽しいです。がっつり体を動かして、本当に気持ちよかったな。今度はいつ行けるかなぁ。。なるべく早く、また行けるように調整しよう。おつかれさまでした。
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by toshizo-Ni | 2011-03-19 23:47 | クライミング。 | Comments(4)

近況つれづれ2011.03.18

1週間前の今日、地震があったのですね。

今日は余震もあまりなく、机の下に隠れるようなこともありませんでした。数日前までは、このまま余震がずうっと続いて、そのうち大きな地震がまたくるんじゃないか…と不安になっていたのですが、だいぶ気持ちが落ち着いてきました。しかし昨日、今日は寒いですね。暖房をなるべくつけないようにしているのですが、本当に手がかじかんできます。

パンがない、カップ麺がない…という状態も、少しずつ落ち着いているみたい。今日、夕方にスーパーに夕食の買い出しにいき、帰りにコンビニを数軒偵察して帰ってきたのですが、パンやおにぎり、お弁当の類いは棚にぎっしりと置かれ、カップ麺もお店によってはしっかり残ってました。タマゴも牛乳も買えました。肉や魚もいつもどおりに並んでいました。買い占めをするなとあちこちで報じられ、実際買い占めに走っていた人たちも、買って手元にあれば落ち着く訳で…。ブームは一段落したのかな、という印象です。

…が、棚にぎっしり並んだパンやおにぎりを見て、複雑な気分に。 被災地はまだ、食料などが満足に得られない人がたくさんいる。私たちの多くは、今日おにぎりやパンが買えなくても、他のものを食べることができる。ここにある弁当やおにぎりを被災地に送ることができたら。…でも、変な話、コンビニに並んだおにぎりを買わないようにしても、このおにぎりが被災地に行くことはもうない。店頭にあるものをいくら買い控えても、意味がないんじゃないだろうか。たとえば、東京のスーパーやコンビニに並べる予定の食料の何割かを、はじめから被災地に送ることはできないんだろうか。…なんててことを考えてしまっている。

輪番停電、なぜか私の住んでいる東京都北区はどのグループにも属していない。つまり停電しない区域だ。有り難い。でも他の人たちが停電の話で盛り上がっているとき、今一歩話に入れないのはちょっと悲しい。ま、電気が使えても、なるべく使わないようにがんばっている。暖房を入れない、テレビをつけない。居ない部屋の電気は必ず切る。

プロ野球、セリーグは25日から開幕するらしい。それもナイターらしい。いろいろな意見があるらしい(おおむね批判的)。個人的な意見だけど、プロ野球選手は「野球をするのが仕事」なのでしょう? であれば、堂々と開幕すればいい。こんなときに野球をするのが不謹慎、だなんて私は全く思わない。プロ野球をテレビで見るのを心待ちにしている人だって少なからずいるだろうし、好きな選手が活躍すればうれしいと思うだろう。選手が「今は野球をする気になれない」なんていうのなら、甘えないでと言いたい。野球選手でない人間は、家族となかなか連絡がとれないとか、不安で仕事をする気になれない気持ちをぐっと押さえて毎日会社に行ったり、自宅で仕事をしているんだよ。

とはいえ。「ナイターでする」のはやめてほしい。
他の地域が輪番停電で真っ暗ななかがんばっているとき、こうこうと電気をつけて野球をされたら、そりゃあ興ざめだ。ナイターのおかげで、停電の区域が増えたり、時間が延びたりしたらとんでもない話だ。がんばっている選手の姿を見せて国民を勇気づけたいというのなら、ナイターでなくてもいいじゃないか。たとえば、電気の類いを使わなくていい屋外の球場でデーゲームにする。節電のため、アナウンスは拡声器で。得点の表示をするような電光掲示板もなくていい。照明をつけなくてはいけない暗さになったら時間切れ引き分け。どうだろう。

気持ちがぐぐっと上向きになったり、すごく下向きになったり…を繰り返している。でもみんなそんなものなんだろうと思う。震災から1週間。張りつめてきたものが、落ち着いてきた気のゆるみでガクッとくるときかもしれない。無理矢理頑張らないようにしよう。とりあえず明日からの3連休はしっかり休んで、充電しよう。

大丈夫。明日は今日よりきっといい日。たぶん。
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by toshizo-Ni | 2011-03-18 20:58 | 日々のつれづれ。 | Comments(4)

こんなときこそ泥酔会。

親しい山仲間と、山の話をして飲んだくれる「泥酔会」という飲み会を、不定期で行っています。

危なくて山には行けない。家にいてもテレビは震災の報道一色、嫌なことばっかり考えてしまう。だったらいいじゃん、飲んじゃおうよ、山の話でもしながらさ。ということで、急遽きまった「こんなときこそ泥酔会」。いつもの飲み仲間M氏、Y女史、山先輩のK氏の4人が、神保町の飲み屋に集まったのでした。

折しも、電力不足による大規模停電の可能性が報じられた日。…にもかかわらず、だれからも「今日はやめとく?」みたいな連絡がありません。さすがに一応確認しておこうと思って、「やるよね?」と直前にメール確認し、出撃。待ち合わせ場所のさかいやスポーツ(笑)に向かいますが、道には、少し緊張した顔で駅に向かう人がいっぱい。そんな人たちと真逆の方向に、にやにやしながら歩いている私は、さぞかし変なヤツに見えたことでしょう。待ち合わせ場所に着いたらM氏がいて、思わずふたりで「馬鹿だよね〜!」と大笑い。

今日の飲み会会場は、M氏行きつけの大衆酒場。おお、ずいぶんお客さん多いんだな。…みんな馬鹿だな(笑)。Y女史、K氏もほどなく仕事を終えてやってきました。

まさに浴びるほど酒を飲み、おいしいものを食べ、ひたすら山の話やら、地震のときの話やら。笑い過ぎ、楽し過ぎ。考えてみたら、不安でどうしよう、これからどうなるんだみたいな話はいっさいしなかった。幸せな時間。地震のせいなのか、お店のいつもの閉店時間より少し早めにクローズとなり、お開き。…のはずが、なぜかM氏と後楽園駅近くの小さい飲み屋で二次会。瓶ビールにおでんで、ひたすら山の話。ここも閉店で追い出され、ようやく帰途についたのでした。帰りの電車は時刻表通りにやってきて、かなりガラガラでした。他のみんなもガラガラな電車で帰れたようです。

大好きな仲間たちとの楽しい時間。しっかり充電できたみたいです。
私の馬鹿な山仲間たち。本当にありがとう。また飲もう!
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by toshizo-Ni | 2011-03-18 14:29 | 日々のつれづれ。 | Comments(6)

ほっこり、山の本。

d0100314_16301264.jpg今日はずいぶん寒いけど、数日前に自転車こいでたら、沈丁花の香りがずいぶんとしていました。私にとって沈丁花は「ガツンと春を告げてくれる花」です。そうか、もう春は近いんだな。私の好きな奥武蔵の山も、ぼちぼちと春に向かっているんだろうか。

そんなことを考えつつ、山の本の紹介です。

「山へいくつもりじゃなかった」 落合恵
 mille books

知人のイラストレーター、落合恵さんが、ちょっと素敵な山の本を出されました。
山の楽しさ、心地よさをつづった、イラストエッセイです。

山歩きを始めて、その楽しさに今どんどんはまっている彼女。フェスやキャンプでアウトドアの楽しさを知り、次第に山に興味を持ち始めた…という、たぶん山ガール的正統派路線(?)をたどっているみたいです。彼女が自分の経験のなかで得た山の楽しみ方、山道具やウエアのこと、安全対策などが、分かりやすく楽しい文章でつづられています。

アウトドアに詳しくなくても、体力があまりなくても、自分なりに楽しめるのが山。そして山歩きは時間を競うものでもなく、無理矢理ピークハントにこだわるものでもない。無理せず、のんびり、マイペースでいいじゃない。

…そうやって山を心から楽しんでいる落合さんの姿が、この本からはちらちらと見えてきます。

山歩きってどうなのかな、ホントに楽しいのかな、と思っている人には、やさしく扉を開いてくれるような本です。不安な日々を送り、ささくれだった心にじんわりと効くような本です。書店で見かけたら、ぜひ、手にとってみてください。

冬来たりなば、春遠からじ。
芽吹きの山を気持ちよく楽しめる日が、少しでも早く訪れることを願います。
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by toshizo-Ni | 2011-03-17 16:31 | 日々のつれづれ。 | Comments(4)

近況つれづれ2011.03.16

地震がおきてから、5回目の朝を迎えました。

とりあえず元気です。…ただ、余震はあいかわらず。昨晩は小さな縦揺れから大きな横揺れが長く続く余震があり、かなりドキドキしました。もっとも、今日の昼に同じような余震があったときには冷静に対処できたので、多少学習しているのかもしれません。それがいいことか悪いことかはわかりませんが。

 最近、極力テレビを見ないようにしています。テレビで延々と流れるのは見ていると真っ黒い気分になってしまうようなニュース、そしてACのコマーシャルの繰り返し。ニュースも始めは集中して見ていたのですが、最近は胸がつぶれるような画像、したり顔でコメントをするアナウンサーやコメンテーターの姿が延々と流れるだけで、今の自分に必要な情報が流れているとは思えない。そう割り切ったら、テレビはつけていなくて平気になりました。たろさんと家にいるときは、モヤさまとか、バラエティ番組の録画を見ています(いろいろ撮りためていてくれたたろさんに感謝)。

買い占めもまだまだおさまりそうにないです。いきつけのスーパーには、パンや即席麺の姿はありません。品物もずいぶん少なくなってきました。買い占めするなって、よく言われるけど、実際にスーパーであの状態を見たら、買い占めというか、買いたくなる気持ちはすごく分かります。今日はあるけど明日以降、本当に欲しいときにはあるか分からないでしょ…って感覚。自分ひとりならなんとかなっても、養う人がいればなおさら。だから私は、買ってしまう人のことを安易には笑えない。…もちろん、カップ麺をひとりで10個も20個も買うようなヤツがいたら、あほか、と思うけど。

今、不安に思うのは「娯楽自粛」ムード。こんなときにレジャーに行くなんて不謹慎、みたいな人が少なからずいる。でもね、行けるんだったら行けばいい。楽しむことが罪悪なのではという風潮になり、みんながお通夜みたいな顔をして余震におびえながら暮らしている状態なんて、絶対いいことない。

「こんな大変な時期に山に行くなんて『不謹慎』」って意見が、ごく近い身の回りにあって、ちょと寂しくなった。…たしかに今の時期、余震だってひどいし、土砂災害や雪崩のことを考えたら、行くべきではない。こんな時期に山にいこうとする人がいるなら、リスクをリスクとして判断できない人か、山は逃げちゃうと思って焦っている人のどちらかだろう。でも、行くべきでないと思うのは「危ない」からであって、「不謹慎だから」ではない。たとえば1カ月後、地震も収まってきたし山に行こうとなったとする。でもおそらく被災地の復興はまだまだ途中だろう。そんなとき、被災地の人のことを考えろ、山に行くなんて不謹慎、と言われたら悲しい。山に行きたい、山を楽しみたいという気持ちを否定されたくない。

地震のこと、放射性物質のこと。いろいろな情報がテレビで、ネットで流れている。ひとつひとつを見ているとどんどん不安になっていく。…でも、ふと思った。信じられるものを信じようって。本当に信じられるのは、自分や自分の知っている人がじかに見たものや体験したこと。誰かがこう言ってたよ、的な情報に踊らされるのはもうやめよう。

不安な状況はまだまだ続くだろう。いや、今この平穏な状況がずっと続くかさえわからない。
私はたまに後ろ向きになったり、脱線したりするだろう。だけど、折れずにいたいと思う。
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by toshizo-Ni | 2011-03-16 15:28 | 日々のつれづれ。 | Comments(10)

岳人4月号

本日発売でございます。
…今月はなーんの仕事もしておりませぬ。ただのイチ読者です。

見本誌が届き(一応、今年は連載をしているので、見本誌が毎月届くらしい)、封をあけてビックリ。なんだ、この表紙は…。。1〜3月と全然違う。。

第一特集は「自立した登山者への道」。
「歩ける」「担げる」など10のテーマで、それぞれに第一線で活躍する登山家たちが自分の体験や思いを語っておられます。月刊誌の、ひとつの特集で、これだけ集めていいんかい、というぐらい豪華な顔ぶれです。どの方の話もすごく魅力的、でももうちょっとたくさん(深く)聞きたいかな…という気がしてしまったのも事実。

第二特集は「両神山」
ひとつの山として取り上げるには、なんとマニアック。実は行きたいと思いつつ、まだ行けていないのが両神山。でも、武甲山とか秩父の山々のてっぺんから見る両神山は、分かりやすくて、あの山のてっぺんはどうなってるんだ…と非常にそそられる山なのです。山の魅力が語られ、いろいろなルートが紹介され、今年はぜったい行くぞ、とスイッチが入っております。

そしてそして。連載「山道具を試す」
今月号は、ふたりの連載者のうちの「できるほう」、若月さんが担当しています。安心して読んでください!(自爆) 今回のテーマは「アプローチシューズ」。アプローチシューズの購入を検討されている人はもちろん、登山はハイカットの軽登山靴以上じゃなくちゃ駄目だよね、と思っている人に、ぜひ読んでもらいたい内容です。山で使うにあたり、どの点が優れていて、どの点は不安があるのか…、解説はあいかわらず分かりやすいし、しかも誌面がとてもキレイ(どうキレイなのかは手に取ってみてくださいな…)。

というわけで。御興味ありましたら、書店でぜひお求めくださいまし。
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by toshizo-Ni | 2011-03-15 10:29 | 仕事のこと。 | Comments(0)