ニシへ東へ。


山と着物とビールをこよなく愛する四十路ライター・ニシの日記です。徒然なるままに日暮らし、パソコンに向かって仕事のこと、山のこと、あれこれ思ったことを書き散らしています。
by toshizo-Ni
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超・癒し渓:尾瀬で沢登り

8月最後の週末、尾瀬にいってきました。

湿原ハイキングでも登山でもありません。沢登りです。所属する会の方々と、総勢4名でいってきました。もともとは恋の岐沢に…と計画をしていたのですが、集中豪雨で道が駄目になっているらしく、替わりにどこに行こうか…と考えたとき、山仲間が「癒し渓」と言っていた尾瀬の沢が頭に浮かび、調べてみたらなかなかいい感じらしいことが判明。

金曜日の夜に夜行バスで大清水に向かい、土曜日に小淵沢(おぶちざわ、と読みます)、日曜日に北岐沢を遡行しました。小淵沢出合をベースに、いずれも日帰りで。

…いやぁ、、、本当に癒しの沢でした。
怖い所、難しいところはなく、素敵な景色のなか、小さな滝やナメを楽しみながらてくてくと歩きます。土曜日は曇りで少し寒かったですが、日曜日は一応晴れ。浅めの淵に飛び込んで遊んだりもしましたよ。今回は、ワタシ以外は沢に慣れた人たちだったので、サクサクと歩き(私は小走りであとをついていくような感じでしたが)、どちらも沢も3〜5時間ぐらいで遡行終了。がっつり歩きたい人には少し物足りなさを感じる沢かもしれませんが、遊びながら楽しむにはいいのかも。

土日とも、2時過ぎにはテン場に着いてしまい、ゆっくり片付けをして、3時のお茶を楽しみ、人生ゲームをして、河原で宴会をし、たき火で炊いたご飯の美味しさに感激して。…いやぁ、楽しいったらありゃしない。幸せ過ぎてニヤニヤしてしまいます。

月曜日、テントを撤収し、大清水に下山。たまたま停まっていたタクシーの運転手さんに声をかけてもらい、温泉経由で沼田駅まで乗せてもらいました。途中で観光ポイントに立ち寄ってもらったり、いろいろな話を聞かせてもらって面白かったです。「南郷温泉しゃくなげの湯」という市営の日帰り温泉に案内してもらったのですが、とてもよいお風呂でした。沼田駅で、お昼を食べ、飲んだくれ、ほろ酔いで電車に乗り、無事に帰宅。

沢登りの楽しい部分だけ満喫したような3日間でした。企画してくれた先輩はじめ同行のみんなに感謝。今年はあと何回沢に行けるかな。もうちょっと行きたいな。おつかれさまでした、ありがとうございました!
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by toshizo-Ni | 2011-08-31 11:43 | 山や岩のこと。 | Comments(2)

フリーライターの適性

ときどき、考えることがあります。「フリーライターに必要なものってなんだろう」

久しぶりに、考えるきっかけがありました。自称ライターらしき人のツイートで『日本に「ライター」と名乗る奴はゴマンといるが、自分ほど美しい文章の書ける人間は何人もいない」みたいなのを見たのです。

…へえ。この人は、ライターの適性条件は「美しい文章が書けること」だと思ってるんだ。

だって、フリーライターに重要なのは文章力じゃないから。いや、文章力は必要な条件のひとつだけど、たぶん優先順位が低い。もし美しい文章をかく力が重要なら、私はとっくに別の職業についているはずだ。10年以上仕事を切らずに続けてこられるわけがない(笑)。ついでにいえば、文章力が適性条件なのは作家センセイだろう。そしてその条件は、努力では身に付かない。

私たちライターは文章だけ書いていればいいのではない。むしろ文章を書く以外の作業のほうが長い。企画を考えたり、取材をしたり、文献や資料を調べたり。書いた原稿を確認して、必要があれば取材先に確認を取ったりして。そして、「仕事である」ことを考えれば、いかに間違いなく、納期に遅れることなく進めるかが大切なのだ。

私が思う、ライターの適性条件。大切なのは「調整力」ではないかと思う。多くの場合、いくつか重なっている仕事を、スムーズにしかも確実に回していくための段取り能力。段取りが悪ければ仕事はどんどん詰まり、慌てて作るものはやっつけ仕事となる。深く考えず、急いで書いたものが良いものになる訳がない。

「人ときちんとコミュニケーションがとれること」も大切だろう。どんな仕事でもひとりではできない。編集さんだったりカメラマンだったり、取材先の相手方なども。相手に不愉快な思いをさせずに、主張をうまく通す、重要な話を聞き出す。気持ちよく仕事ができれば、いいものができ、次にまたこの人と仕事をしよう…というモチベーションになる。文章に関しては、テニヲハが間違いなく使えて、伝えたいものが正しく伝わるように言葉を選ぶ能力があればいいだけのことだと思う。

…なんだか、ちょっと不快なツイートに、勝手に噛み付いてしまいましたわ(笑)。
誰に何を聞かれたわけでもないのにね。ふふ。
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by toshizo-Ni | 2011-08-25 18:01 | ぼやき。 | Comments(4)

想定外・万太郎谷本谷

8/15-16に、上越の沢にいってきました。今年はホントに沢モードです。

所属する会のN先輩、Mさん、王子、ニシの4人で、万太郎谷本谷にいってきたのです。7月のナルミズ沢に続いて、2回目の泊まり沢でした。ナルミズでは、ひたすら楽しい思いをし、夢よ再び…と思っていたのですが…。

いや、、かなーり過酷な沢山行でありました。

前夜に車で土合駅に向かい、駅で一晩。翌朝、電車で土樽駅に向かい、スタート。はじめはじりじりと暑く、沢の水がとても気持ちよかったのですが、だんだん空が曇ってきました。うーん。。。淵を泳ぐところもいくらかあったり、ざばざばと水が流れる滝を登るところがあったりで、実は水が苦手な私(まだ言うか)には、ちょっぴり試練。夕方近くになって雨が降り始め、一の滝を過ぎて少しいったところで幕営。…テントを張り始めたところで、土砂降りの雨になりました。…たき火はできず、テント(ツェルト)の中でご飯を食べ、ちょっとだけ飲んで就寝。

翌日も、朝はなかなかよい天気でした。前日の雨にもかかわらず水量はさほど増えておらず、水の冷たさを楽しみながら歩きます。二の滝を巻き、三の滝はロープを出してもらって登りました。N先輩、ありがとうございます。三の滝を過ぎ、さらにいくつかの枝沢を過ぎます。トポに「二俣」と書いてあるところを右に進み、そしてもうひとつの二俣で、本流と思われる左に進みました。…たぶんここが運命の分かれ目。

トポでは「低い笹薮の中に明瞭な踏み跡をたどれば、肩の小屋直下の稜線に」とあるのですが、歩けども歩けども全然そんな雰囲気になりません。水量はどんどんなくなっていきますが、ひたすら滝が続きます。簡単なもの、ちょっと嫌らしいものも。巻こうかなぁ…と思うと、後ろから王子がボソッと「滝、いきましょう」と呟きます。楽しいのですが、少しずつ体力を消耗して行きます。…そして滝が尽きて来たなぁ…と思うと、背丈ほどの笹薮地帯に突入!そこそこの急斜面、微妙に道っぽくなっているところを探しながら進みます。いけどもいけども続く斜面。笹にまじってとげのついた草もたくさんあり、掴むたびに「痛いっ!」と絶叫。そのうち、灌木も現れます。灌木の林に道を遮られるたびに笹の道を探して進む…のを繰り返します。もうそろそろだろう、いやまだだった…を繰り返し、トマの耳とオキノ耳の間の稜線に出たのは、やぶを漕ぎ始めてから3時間以上たっていました。

天神尾根からロープウェイで帰ろう…と思ったのですが、肩の小屋に着いたのが16時15分。どうやら時間的に厳しいので、ひたすら西黒尾根をくだったのでした。尾根を下る途中で暗くなり、鉄塔を過ぎたあたりで雨が降り始め、林道に下りたときには土砂降りになっていました…。とほほほほ。

そんなわけで、2回目の泊まり沢は、かなーりしょっぱいものとなりました。体のあちこちにあざがあり、手はやぶで作った擦り傷だらけ、おまけに両目の際を虫に刺されてまぶたが腫れてしまいました。…それでも、小さい滝をいくつも登るのは楽しくて、薮をこいでいると無心になって。苦手なナメ滝も歩くポイントが掴めてきたような。三の滝、先輩がトップで登っているのを見て、自分もトップで登れたら楽しいんだろうな、登れるようになりたいな、と思ってしまったり。

そして、今回は先輩のはからいで、先頭を歩かせてもらったのですが、全然だめだった…。少し歩き慣れてきて、いけるんじゃないかと思ってたけど、人の後ろを歩くのと自分が先頭を歩くのは全然違いました。ルートファインディングが下手過ぎ。先輩にも「無駄な歩きをしているなぁって思ったよ」と言われてしまいました。瞬時に判断し、歩きやすい道を選んで行くこと。経験を積まないとだめみたいです。…とりあえずは、次回の沢で先頭を歩く先輩のルート取りをしっかり観察してみようと思います。

…きついのに、苦しいのに、また行きたい、もっとうまくなりたいと思う。…どうやら、沢ヤへの一歩を踏み出しそうな嫌な予感。おつかれさまでした。ありがとうございました。
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by toshizo-Ni | 2011-08-19 23:38 | 山や岩のこと。 | Comments(0)

岳人9月号出ました。

d0100314_1971285.jpg久々にお仕事の宣伝でございます。

8月15日発売の「岳人9月号」で、お仕事しました。

1、山道具を試す
連載の山道具ページ、今回は「できないほうのライター」ニシノが担当する「ヘッドランプ」です。夜間の歩行やトレランに向くハイパワータイプのヘッドランプから、小屋での使用に役立つコンパクトなタイプまで、さまざまに揃いました。ちょうど、光の強いヘッデンを買い替えたい…と思っているときに作業をしていたため、ハイパワー系のヘッドランプの割合が多くなってしまったのが、ちょいと誤算でした。

今回は、ペツルのヘッドランプと充電池を、実際に山で試しています。実は、今まで使っていたのは、5年前くらいに買ったペツルのティキナ(だったかな)。小さくて軽く、とても使い勝手がよかったのですが、電池の出し入れが若干(いやかなり)コツが必要で、よく、夜中にヘッデンをつけようとして(何かを間違えて)電池ボックスが外れて電池がぼろぼろと出てしまった…なんてこともありましたっけ。それを思うと、今回試した商品(ティカプラス2)は、小さくて軽いのは相変わらずですが、とても使いやすく、とても明るく、よかったです。…詳細は記事をご覧下さいませ。

2、GEAR(巻頭の山道具紹介ページ)
GARMINのハンディタイプGPSを紹介しています。山歩きの仕事で使うので欲しいと思いつつ、なかなか手が出ないアイテムです。せっかくなので山で試そうと思い、会の山行で行った竜喰谷のときに、こっそり使ってみました。歩き始めから歩き終わりまで電源を入れっぱなしにしてトラックデータを取りました。ところどころで場所を確認したりして。レポートにも書いていますが、沢の中でも非常に安定してトラックデータをとることができました。一昔前は「沢では電波が届かない」と言われていたのが、全然今は違うのですね…。

ところが!がんばって取った(いや、がんばってないのですが)トラックデータ、何かを間違えてたらしく、次に電源を入れたらきれいさっぱりデータが消えておりました。何もしなければ自動的に保存されると思い込んでいたのですが、どうやら「何かしなければ保存されない」ものだったようです(自爆炎上)。トラックデータを誌面で使おうと思っていただけに、大ショック。

…レポートの文末に「GPSは専門のスタッフがいる店で買うのがよい。買ったときや、買った後にも質問、相談ができる環境が望ましい」的なことを書いていますが、ある意味、心の叫びです(笑)。その場で最低限の使い方を教わり、その後も分からなくなったら聞ける環境があるほうが絶対にいいです。とくに私のような器械音痴には。

ちなみにメイン特集は「単独行」です。最近、ひとりで縦走なんて全くしなくなってしまいましたが、昔がんばっていたころを思い出して、またひとりで山に行きたくなってしまいましたよ。。。

そんなわけで、岳人9月号、好評発売中。よろしければ是非!
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by toshizo-Ni | 2011-08-14 18:50 | 仕事のこと。 | Comments(2)

早起き高尾山

猛暑が続いていますね…。

なのに、今日は高尾山に登ってきました。仕事です。とある山道具を試すのと、来年のゆる登山講座のロケハンもかねて、です。日中はかなり暑いのが分かっていたので、早朝出発、なるべく早く下山で計画。とはいえあまり早くに起きるのもつらいので、5時半起き、6時にうちを出て、高尾山に向かいました。

高尾山口に着いたのはちょうど8時前。朝一番のケーブルカーに乗って、いつもの一号路を歩きます。ケーブルカーはほぼ満車でしたが、どうやら乗客の半分以上は、上のお店の人たちだったようです。

歩き慣れた道をてくてくと歩いて薬王院、そして高尾山の山頂へ。やっぱり木陰で広い道なので、虫もあまりおらず、日ざしも柔らかいです。ときどきいい風が吹き抜けます。標高500mちょっとの低山なのに、どうしてこんなに涼しいんだろう。気持ちいいなぁと思って歩いているうちに、8時半過ぎには山頂に着いてしまいました。いつも座って休憩をする広場のベンチのあたりも、風がいい感じで吹き抜けていました。山頂の見晴らし園地からは、さすがに富士山は見えなかったけど、丹沢の山々はきれいに見渡せました。

下山、いつもは6号路を下るのですが、今回は違う道を歩くことに。吊り橋のある4号路を歩いてみました。階段多め、でも自然は豊かですね。心地よい木陰の中を歩きました。少し揺れる吊り橋を渡り、さらにてくてくと歩くと、一号路、ケーブルカー山頂駅の少し上に出ます。来た道を戻ってケーブルカー山頂駅へ。

普段私は1号路はケーブルカーでアクセスしてしまいますが、たまには…と、歩いて山麓駅まで下ってみることにしました。…これが大失敗。ずっと舗装道路、しかもかなりの急勾配。下りとはいえ、かなり足に負担を感じました。驚いたのは、この道をずっと登ってくる人がずいぶん沢山いるのだということ。しかも小さな子供連れの家族が多かったです。いやぁ、、舗装道路で木陰もあまりない、かなり急な登りをたぶん1時間ぐらいで、ケーブルの山頂駅へ。山頂はそこからさらに40分ぐらい。こんな道歩いたら、わたしが子供だったら、山嫌いになっちゃうよねえ…。ケーブルやリフトでびゅーっと上までいって、いいとこどりのほうが絶対いいよねえ。

小走りで下り続けてケーブルの山麓駅へ、そして高尾山口に着いたのは10時前。新宿直通の準特急に乗り、さくさくっと帰ったのでした。

真夏の朝の高尾山、ちょと涼しくて、人もあまり居なくて、けっこうおすすめかも。
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by toshizo-Ni | 2011-08-11 00:19 | 山や岩のこと。 | Comments(0)

生きてます。

すみません、ブログ全然更新してなくて。

最後の記事は、7/30の同窓会の話でした。
そのあとに何があったかというと、日曜日は山岳会の先輩方と丹沢の沢に行き、あとはひたすらに仕事をしていました。仕事が佳境にもかかわらず、プライベートの予定もなぜか充実していて(笑)、月曜の夜は久々に会う山仲間(山先輩)たちとの飲み会、水曜日は山岳会の例会、そして木曜日は登山の講習会のお手伝い。たぶん、いっぱいいっぱい、パッツンパッツンで毎日を過ごしていたと思います。

一昨日(土曜日)は、山岳会の先輩と岩登り練習会に行き、日曜日は仕事のロケハンなどをかねて、なぜか日和田山にハイキング(笑)。

おかげで、仕事も綱渡り状態ながらも、なんとか進められており、ようやくゴールテープが見えてきました。今はいくつかの先方確認のお返事を待ちながら、新しい仕事の準備をしているところです。…ああ、散らかりまくっている仕事部屋の掃除、ずっとさぼっていた居間や台所の掃除もしなくては。。

とりあえず、生きてます。ヨロヨロしていますが、なんとか元気です。
テンパっている間の出来事のいくつかは、少し落ち着いたらブログにアップしますね。
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by toshizo-Ni | 2011-08-08 08:55 | 日々のつれづれ。 | Comments(0)
最近のお仕事
2017.12.15
山と渓谷1月号
(山と溪谷社)

東京新聞首都圏版
「ゆる山歩き」
第2、3、4木曜日連載

夕刊フジ
「ゆる登山始めました」
毎週月曜日連載

【著書】
「東京近郊ゆる登山」
「もっと行きたい!
 東京近郊ゆる登山」
「東京周辺お泊まりゆる登山」
「アルプスはじめました」
(以上 実業之日本社)
「女子のための!週末登山」
(大和書房)
「ゆる山歩き」(東京新聞)
「山歩きスタートブック」
(技術評論社)
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