ニシへ東へ。


山と着物とビールをこよなく愛する四十路ライター・ニシの日記です。徒然なるままに日暮らし、パソコンに向かって仕事のこと、山のこと、あれこれ思ったことを書き散らしています。
by toshizo-Ni
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ゆる雪山:入笠山

冬晴れの日、雪山ハイキングを楽しんできました。

今回の目的地は長野県。富士見高原にある「入笠山」という山です。ゴンドラでアクセスし、ちょっと頑張れば山頂に立てるという、とてもお手軽な山。しかしそこは長野県。山頂からは八ヶ岳やアルプスの山々の絶景が楽しめる、いいとこづくしの山です。初夏には「スズランの咲く山」としても知られ、この時期には多くの観光客やハイカーでにぎわいます。

今回は雑誌の取材で。カメラマンさんと一緒に歩いてきました。
テーマは「雪山入門」。雪のある山を体験してみよう、という企画だったのです。最近はゴンドラで上までいき、1時間ほどで山頂にたどり着くルートが一般的のようなのですがそれではあまりに歩き甲斐がないので、沢入登山口から歩くルートにしました(それでもお気軽ハイキングには変わりありません)。

…が。
登山口に着いたら、雪が全くありません。実は積雪期にこの山を歩くのは3回目なのですが、いずれも登山口から雪ががっつりあったのに。昔の記憶と全く違う登山道の様子に著しくとまどいます。…それでも、雪山「入門」の企画にはこのぐらいのほうがいいかもしれないよ、とカメラマンさんと慰め合いながら(笑)歩き始めます。歩き始めても雪はうっすら程度。日当りのよいところには全くないくらいでした。いやぁ、まいった。入笠湿原のあたりから、やっと安定して雪が現れるようになりました。そして目立つスノーシューの足跡。こんなに雪のないときにもスノーシューで歩く人がいるんだ、と驚きです。

マナスル山荘の先から山頂への急な登りの場面も、雪はうっすらとある程度。サラサラの雪です。登っていくうちに景色がどんどんよくなり、うれしくなります。そして山頂に着いたら、すばらしい景色が広がっていました。大きな島のように平地から飛び出している八ヶ岳。富士山と南アルプスは間近に。真っ白く雪をかぶった中央アルプスから北アルプスがずうっと続いています。雲が多めの天気で、正直アルプス方面は見えないかなぁと思っていたのに、うれしい誤算でした。…しかし寒い!すばやくお昼を食べ、さくっと下山を始めます。

下山は少し雪のあるところを選びながら、雪だまりに足をつっこみながら歩きました。本当にサラサラの雪。気持ちいいなぁ。マナスル山荘でお茶をして、あとは一目散にゴンドラ乗り場方面へ。ゴンドラで景色を楽しみながら下り、ミッションクリア。駅に戻り、電車を待ちながら暖かい待合室でプチ打ち上げをし、帰途についたのでした。

思ったより雪が少なくて残念だったけど、いい取材ができました。やっぱり入笠山はいいなぁ。できれば2月か3月にもう一度行きたくなってしまった。。いつ行こうかな。行けるかな。おつかれさまでした。
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by toshizo-Ni | 2012-01-20 18:08 | 山や岩のこと。 | Comments(0)

ニシ先生奮闘記2011秋:三浦富士

年明け一回目のゆる登山講座。

今回の行き先は三浦半島。三浦富士という山です。年の始めに富士登山、なんとなくかっこいいでしょう?…とはいえ、そこは「ゆる登山」、標高200m程度の超低山です。

南国ぽい常緑樹の樹林、海の眺め、山頂で猫のお出迎え、最後は新鮮野菜のお買い物。言葉だけ見るとクラブツーリズムや近ツリのツアーかと思うような(笑)充実のルート。標高とか歩行時間にとらわれると、この山の面白さはわかりません。山の美味しいところがぎゅっとつまった、ゆる登山の王道と言ってもいい山です。受講生の皆さんも楽しんでくれたと思います。

このコースでは、一ヶ所だけ、富士山の展望ポイントがあります。今回、見られるかと思いましたが、雲に隠れていました。残念。でも、山は心残りが一つくらいないと面白くないですよ。心残りがあるから、また行こうと思うんですよね、という、もと雨女講師の言葉にうなずく受講生たち(笑)。

天気に恵まれ、とても気持ちのいい山歩きでした。お疲れ様でした。
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by toshizo-Ni | 2012-01-15 21:31 | 山や岩のこと。 | Comments(4)

王子と婆やの八ヶ岳・赤岳主稜と石尊稜

d0100314_9581951.jpgある日。
婆や「王子様、わたくし、今年の1月3連休は3日ともあいているんでございますよ。どこか山にご一緒しませんか」
王子「いいよ。婆やはどこか行きたい所はあるの?」
婆や「王子様のお好きなところでよろしゅうございますよ。私が選ぶと上越の渋い山とか…」
王子「!! じゃあ八ヶ岳にしようか。赤岳主稜とか石尊稜とかどうかな」
婆や「わかりました。婆やがしっかりビレイしますから、王子様は好きなだけトップで岩を登ってくださいまし」

…そんなわけで、所属する山岳会の王子と、八ヶ岳にいってきました。

初日は美濃戸から行者のテン場まで。王子にしてはゆっくり歩いてくれたのですが、なかなかついていけず、最後はふらふら。考えてみたら、クリスマス山行で捻挫をしてしまい、あきらかなトレーニング不足です。先行き不安…。

2日目は赤岳主稜へ。やはり取り付きまでの登りで息が上がってしまいます。が、取り付きにはとりあえず一番乗り!で着きました。今回は核心ピッチは王子にリードをしてもらうことで話がついていたので、1、2ピッチ目の岩場は王子がリードし、あとはつるべで登りました。結局、岩っぽいところは王子、雪稜は私が登るような感じになりました。安定した王子の登りの後ろ姿に涙する婆や(笑)。すごく寒い日だったけど、天気はすごくよく、快適なクライミング。初めて主稜を登ったときは怖くて、疲れて、本当に苦しいだけだったのに、今回は楽しい!最後は疲れてヘロヘロしながらも完登し、赤岳の山頂で記念撮影をし、文三郎尾根を下って12時過ぎにはテン場へ到着。ふはー。

3日目は石尊稜へ。王子は昨年に続き2回目のトライ、私は初トライです。やはり取り付きまでに息があがり、かなり不安…。しかしなんとか一番乗りで取り付きに。下部と上部に岩場があり、そこは王子にリードをしてもらいました。昨日より少し渋い感じの岩場で少し苦戦していたようですが、いい感じに登っていきます。私はといえば、後続のパーティーに「ピックをしっかりさして!」「アイゼンの爪をきかせて!」とアドバイスをもらいながらフォローで登っておりました。途中の雪稜はずっとつるべで。雪が少なめでちょっとヒヤヒヤッとするところはありましたが、おおむね快適でした。この日は小雪の舞う曇りで、10時ごろからは風もずいぶん強くなりましたが、気温は前日より高かったのかも。なんとか完登し、地蔵尾根を下ってテン場に戻り、テントを撤収して下山。八ヶ岳山荘のお風呂に入り、終バスに乗り、駅前のおいしい蕎麦屋でそばを食べて帰りました。

若くてパワフルなパートナーとの3日間。いっぱいいっぱいで、体力的にはとてもきつかったけど、なんだか楽しかったな…。考えてみたら、熟練の先輩じゃない人とバリエーションルートに行くのは夏・冬ともに初めてだったんだ。ついていけるか、ちゃんと登れるかすごく不安だったけど、王子にたくさん助けられ、なんとか予定通りの登攀ができました。全然うまくならなくて、いつまでたっても怖くて、冬の登攀はもうやらないよ、と思っていたのだけど、また行ってもいいかな、何度か行けばもうちょっと上手くなって楽しくなるんじゃないかな、と思い始めている自分が笑えます。

いい山行、いい3連休でした。企画してくれた王子に感謝。おつかれさまでした。
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by toshizo-Ni | 2012-01-10 15:40 | 山や岩のこと。 | Comments(4)

あけましておめでとうございます。

2012年が始まりました。
あけましておめでとうございます。

1年のはじまりは、まったりと。かなり寝坊をし、近所の神社に初詣にいき、夕方からは主人の実家にお年始に。楽しい時間を過ごしてきました。12月はずうっと公私ともに「走り続けて」きたので、この年末年始にすごく緩やかな時間を過ごしているのが、妙に落ち着かない…(汗)。嫌ですね、貧乏性?

そうそう、昨年末に年賀状を出し終えたので、今年は穏やかな気持ちでうちの郵便受けをチェックすることができました(笑)。普段やり取りをしていない旧い友人達から来る便り、いつも楽しみにしています。「本、見たよ」「登山をはじめたよ」というコメントも多く見られて、ちょっとうれしくなったり。

去年は3月に大きな地震がありました。10年以上前、一人旅を趣味にしていた頃に旅先で知り合った友人達のなかには、東北地方に住んでいる人が何人かいました。大丈夫かな、元気にしているのかな、と不安に思いながら、祈るような気持ちで年賀状を出しました。…そして彼らから届いた年賀状。「大丈夫、元気にしているよ」というメッセージに、胸がいっぱいになりました。みんな、ありがとう。今年は君たちに会いに、山にいこうと思います。

自分にとって、自分の大切な人たちにとって、2012年が実り多き1年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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by toshizo-Ni | 2012-01-01 22:16 | 日々のつれづれ。 | Comments(2)
最近のお仕事
2017.12.15
山と渓谷1月号
(山と溪谷社)

東京新聞首都圏版
「ゆる山歩き」
第2、3、4木曜日連載

夕刊フジ
「ゆる登山始めました」
毎週月曜日連載

【著書】
「東京近郊ゆる登山」
「もっと行きたい!
 東京近郊ゆる登山」
「東京周辺お泊まりゆる登山」
「アルプスはじめました」
(以上 実業之日本社)
「女子のための!週末登山」
(大和書房)
「ゆる山歩き」(東京新聞)
「山歩きスタートブック」
(技術評論社)
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