ニシへ東へ。


山と着物とビールをこよなく愛する四十路ライター・ニシの日記です。徒然なるままに日暮らし、パソコンに向かって仕事のこと、山のこと、あれこれ思ったことを書き散らしています。
by toshizo-Ni
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想定外・万太郎谷本谷

8/15-16に、上越の沢にいってきました。今年はホントに沢モードです。

所属する会のN先輩、Mさん、王子、ニシの4人で、万太郎谷本谷にいってきたのです。7月のナルミズ沢に続いて、2回目の泊まり沢でした。ナルミズでは、ひたすら楽しい思いをし、夢よ再び…と思っていたのですが…。

いや、、かなーり過酷な沢山行でありました。

前夜に車で土合駅に向かい、駅で一晩。翌朝、電車で土樽駅に向かい、スタート。はじめはじりじりと暑く、沢の水がとても気持ちよかったのですが、だんだん空が曇ってきました。うーん。。。淵を泳ぐところもいくらかあったり、ざばざばと水が流れる滝を登るところがあったりで、実は水が苦手な私(まだ言うか)には、ちょっぴり試練。夕方近くになって雨が降り始め、一の滝を過ぎて少しいったところで幕営。…テントを張り始めたところで、土砂降りの雨になりました。…たき火はできず、テント(ツェルト)の中でご飯を食べ、ちょっとだけ飲んで就寝。

翌日も、朝はなかなかよい天気でした。前日の雨にもかかわらず水量はさほど増えておらず、水の冷たさを楽しみながら歩きます。二の滝を巻き、三の滝はロープを出してもらって登りました。N先輩、ありがとうございます。三の滝を過ぎ、さらにいくつかの枝沢を過ぎます。トポに「二俣」と書いてあるところを右に進み、そしてもうひとつの二俣で、本流と思われる左に進みました。…たぶんここが運命の分かれ目。

トポでは「低い笹薮の中に明瞭な踏み跡をたどれば、肩の小屋直下の稜線に」とあるのですが、歩けども歩けども全然そんな雰囲気になりません。水量はどんどんなくなっていきますが、ひたすら滝が続きます。簡単なもの、ちょっと嫌らしいものも。巻こうかなぁ…と思うと、後ろから王子がボソッと「滝、いきましょう」と呟きます。楽しいのですが、少しずつ体力を消耗して行きます。…そして滝が尽きて来たなぁ…と思うと、背丈ほどの笹薮地帯に突入!そこそこの急斜面、微妙に道っぽくなっているところを探しながら進みます。いけどもいけども続く斜面。笹にまじってとげのついた草もたくさんあり、掴むたびに「痛いっ!」と絶叫。そのうち、灌木も現れます。灌木の林に道を遮られるたびに笹の道を探して進む…のを繰り返します。もうそろそろだろう、いやまだだった…を繰り返し、トマの耳とオキノ耳の間の稜線に出たのは、やぶを漕ぎ始めてから3時間以上たっていました。

天神尾根からロープウェイで帰ろう…と思ったのですが、肩の小屋に着いたのが16時15分。どうやら時間的に厳しいので、ひたすら西黒尾根をくだったのでした。尾根を下る途中で暗くなり、鉄塔を過ぎたあたりで雨が降り始め、林道に下りたときには土砂降りになっていました…。とほほほほ。

そんなわけで、2回目の泊まり沢は、かなーりしょっぱいものとなりました。体のあちこちにあざがあり、手はやぶで作った擦り傷だらけ、おまけに両目の際を虫に刺されてまぶたが腫れてしまいました。…それでも、小さい滝をいくつも登るのは楽しくて、薮をこいでいると無心になって。苦手なナメ滝も歩くポイントが掴めてきたような。三の滝、先輩がトップで登っているのを見て、自分もトップで登れたら楽しいんだろうな、登れるようになりたいな、と思ってしまったり。

そして、今回は先輩のはからいで、先頭を歩かせてもらったのですが、全然だめだった…。少し歩き慣れてきて、いけるんじゃないかと思ってたけど、人の後ろを歩くのと自分が先頭を歩くのは全然違いました。ルートファインディングが下手過ぎ。先輩にも「無駄な歩きをしているなぁって思ったよ」と言われてしまいました。瞬時に判断し、歩きやすい道を選んで行くこと。経験を積まないとだめみたいです。…とりあえずは、次回の沢で先頭を歩く先輩のルート取りをしっかり観察してみようと思います。

…きついのに、苦しいのに、また行きたい、もっとうまくなりたいと思う。…どうやら、沢ヤへの一歩を踏み出しそうな嫌な予感。おつかれさまでした。ありがとうございました。
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by toshizo-Ni | 2011-08-19 23:38 | 山や岩のこと。 | Comments(0)
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